先日ある地方の城を観光中のことです。
そもそも私は城の面白さがそこまでよくわかりません。解説の看板を見て勉強になるなとは思っても、城の美しさとか藩主の生涯にそこまで関心がありません。
そんな時、前を歩いていた女子大生2人組が「お城ちゃん」という同級生のことを話していました。
小学5年生の時、お城ちゃんと呼ばれる城が大好きな友達がいて、お城ちゃんは城の外を歩いている時はどうやって攻めようか考え、天守閣に登るとどうやって守るか考えるんだそう。
これを聞いたときに目から鱗が落ちました。ああ、そういう見方もあるんだなと感心しました。城を見ても解説の看板ばかり見て、受動的だったから面白くなかったのかもしれません。どう攻めるか、どう守るか、実際に暮らしたり政治の場として使ってみるとどうだったかとかもっと能動的に考えたら城の観光も楽しくなると思いました。
結局今回の観光は城を補修中で外観しか見れなかったのですが、今度はもっと能動的に見て回りたいです。